« 2014年5月 9日 (金) | トップページ | 2014年5月21日 (水) »

2014年5月12日 (月)

パソコン語

 パソコンの本は、日本語で書かれていない。

「パソコン語」と言った方が正しい。
横文字・カタカナ・略語・造成語で書かれている。
国語辞典で調べても見つからない。
別に「パソコン辞典」が必要である。

インテリである人ほど戸惑いを感じる。表現方法にいちいち拘わる。すると前へ進まなくなる。
したがって「外国語」だと思えばいい。

 さらっと流しながら、消化不良を承知で進むのが肝心である。
このスタンスがこれからの上達度を大きく左右する。
本の説明には「直感的に解るもの」と「さっぱり解らないもの」に分かれる。
今やっている事を最低マスタできればそれでいい。理屈は後から付いてくる。
これからも、色々な場面で何度もお目に掛かる。
したがって、今、解らなくてもいいのだ。
 逆に、ひとつ理解できると他の場面でも通用する。
「同じ考え方」で作られているソフトが多い。
特に操作方法・ダイアログ・インストールウィザード(ひょっとしてこの言葉が分からなかったりして)などは似たものが多い。

そしてある日突然、今迄「点」でしかなかった知識が「面」に変わる時がやって来る。

しかも、音をたてて・・・

 当人は、周囲の状況も構わず、突然「わかった!」と、大声を出す。
そして一人で「にやにや」している。
一方、周囲の人々は何があったのか?と「キョトン」としている。

 ここまで来ると「パターン」がある事を発見する。
「傾向と対策」が見えてくる。
「ワード」で得た知識は「エクセル」でも通用する。
きっと「こうなるに違いない」と推測出来る。
頑張って「ワード」「エクセル」を同時にマスタすることはない。
「ワード」をある程度理解してから「エクセル」を勉強すると「ウソ」のように頭の中に入っていく。

まずは「ひとつ」に集中することが大事である。

「急がない・急がない」

当たり前

「購買(ショッピング)パターン」が変わってきている。
従来の「購買心理」は「知る」→「興味・関心」→「欲求」→「記憶」→「買う」なのだが
今は「知る」→「興味・関心」→「検索」→「買う」→「情報の共有」となっている。
テレビ・新聞・広告等で興味を持つと「インターネット」で調べる。
価格を比較して「一番安い店」を探す。(「価格.com」等)と同時に他人の評価も検索する。
商品を購入後、自分の評価を「インターネット」に投書する。(「掲示板」等)

ホテルの予約も「インターネット予約」ができ「電話予約」より割引になる。
これに慣れてしまうと、電話が面倒くさくなる。「マイペース」でできて「言い間違い」がない。
銀行のATMが今では「当たり前」になっているように、世の中が「インターネットショッピング」の方向へ加速している。

ところで、「テレビコマーシャル」が「変化」しているのをお気付きだろうか。
「ポスター」も変わってきている。
「インターネットの検索キー」の表示は当たり前になっている
以前は「http://~」だけが表示されていたが、今は「検索キー」のみの方が多い。
とにかく「インターネット」にアクセスさせようとしている。
自社のウェブサイトで詳細説明をして「買って貰おう(買物カート)」という魂胆である。
検索一覧が表示されても、見てもらえるのは「最初の2ページ」だけと言われている。
その為、売り手は自社のウェブサイトが最上位に表示されるように必死になっている。
パソコンは一家に1台以上になりつつあり「インターネット」は「好き・嫌い」の段階を超えて今や必須アイテム。
これに「電子メール」が加わる。人と会った時、電話番号と一緒に「メールアドレス」を交換するのも当たり前。

20年前、現在の状況をどれだけの人が予測したであろうか。
あなたも「パソコンを使う自分」を想像していなかったにちがいない。

時代は「読み」「書き」「そろばん」から「読み」「書き」「パソコン」になっている。

「アドレス」とはメールアドレスであり、もう「住所」ではない。
周囲の「当たり前」がどんどん変わっている。

« 2014年5月 9日 (金) | トップページ | 2014年5月21日 (水) »

フォト
無料ブログはココログ