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2014年9月13日 (土)

手紙

 ワードを使った手紙には読めない漢字が多い。
まるで「漢字検定試験」である。
 当人の知識が急に増えたとは到底思えない。
ワードの[変換キー]を叩くと何でも漢字に変わってしまう。

サンプルを見てみよう。(カッコ内が正しい)
 ● 犬が三毛の一族(犬神家の一族)
 ● 私と居てください(渡しといてください)
 ● もう幸せ事項(申し合せ事項)

「変換ミス」はご愛嬌だが、思い込みの誤字はイケマセン。
 ● こんばんわ(こんばんは)
 ● こんにちわ(こんにちは)
 ● 手固い(手堅い)
 ● 力づく(力ずく)
 ● いづれは(いずれは)
 ● 積め込む(詰め込む/積み込む)
 ● ひとりづつ(ひとりずつ)
 ● 的を得る(的を射る)

「横文字」も間違いが多い。(英語にするとすぐに分かる)
 ● シュミレーション(シミュレーション(simulation))
 ● コミニュケーション(コミュニケーション(communication))
 ● アボガド(アボカド(avokado))
 ● バトミントン(バドミントン(badminton))
 ● ラクビー(ラグビー(rugby))
 ● ジグゾーパズル(ジグソーパズル(jigsaw puzzule))

逆にどちらでもいい「送りがな」がある。
 ● 積もる(積る)・聞こえる(聞える)・起こる(起る)・落とす(落す)・暮らす(暮す)
 ● 当たる(当る)・終わる(終る)・変わる(変る)
 ● 曇り(曇)・届け(届)・願い(願)・晴れ(晴)・当たり(当たり)・代わり(代り)
 ● 向かい(向い)・狩り(狩)・答え(答)・問い(問)・祭り(祭)・群れ(群)・憩い(憩)

「漢字変換」で「Enter Key」を押す前に「インターネット辞書」で確認するのが賢明である。
自信がない時は敢えて「ひらがな」にしたほうがいい。

知らない所で笑われているかもしれない。

ひょっとして、この原稿で筆者も笑われているかも・・・

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